就職先をハローワークで探す方法

まずは概要を紹介

まず初めに、ハローワークの概要を説明します。ハローワークは就職先を探す人のための公共機関で、正社員に限らず様々な雇用形態の仕事を紹介しています。企業側がハローワークに求める人材の条件を提出すれば、ハローワークにその情報が登録され、求職者はその情報の中から希望に合う求人を探すことができます。範囲は日本全国で、各自治体に設置されています。そして無料で利用することができるのです。

ハローワークカードの登録

次に、就職先を探す際の流れを説明します。まず、ハローワークカードというものを記入し、登録する必要があります。これに登録することによって求人への応募や職業相談、紹介状の作成などといったサポートを受けることができるようになります。
そして、求人情報検索端末を使って求人を探すことになりますが、これはハローワークカードに登録せずとも利用することは可能です。しかし中には登録者のみ閲覧可能な求人もありますので、必ず登録してから利用することをおすすめします。そして、ハローワークカードに登録した情報を「公開する」に選択した場合、その登録情報を見た企業側からスカウトされることもあります。前職で有利になる経験があるということなら積極的に活用してみましょう。

求人を検索する

求人情報検索端末を利用する際のコツですが、まずは年齢を実年齢より少し下にして検索しましょう。もし企業の募集要項にある年齢より超えていたとしても、前職の経験が活きるということであれば即戦力として優遇される可能性があるからです。募集要項より年齢が超えていても、窓口に相談して取り次いでもらうことで採用に結び付く可能性は十分にあります。
また、希望月給も低めに入力して検索するのがおすすめです。ちなみに、例えば希望月給が「22万」の場合、「18万～22万」と「22万～25万」どちらの結果も出てきます。その際、入職して最初から最高額ということはほとんどあり得ませんので注意してください。

窓口に相談

気になる求人を見つけたら窓口に相談します。まずはその求人は今でも有効か、企業の評判はどうかなどを確認しましょう。そして、応募の意思が固まったら担当者に自分をアピールします。役立つ資格があれば忘れず伝え、自分がどのように貢献できるかを伝えましょう。そして担当者の信頼を得られれば、面接の取次と紹介状の作成をしてもらえます。紹介状があれば入職後にトラブルが起きた場合にハローワークがサポートしてくれます。