転職エージェントを使って探す際のポイント

提出書類で意識すること

まず初めに提出する履歴書や職務経歴書についてです。ただし、面談時にこれらの書類がすべて完成している必要があるというわけではありません。テンプレートを活用しても問題ありませんし、転職エージェント側で用意しているテンプレートに記入する場合もあります。重要なのは、記入する際に「相手の目線に立つ」ということです。もし自分が面談する側だったとしたら、何を知りたいと思うでしょうか。「なぜ前職を辞めようと思ったのか」「記入されている業務は何のために行った業務なのだろうか」といった点です。これらの点を、担当者が見たときにしっかり理解できるように書くよう努力しましょう。

本当に転職したい気持ちがあるか

転職エージェントは慈善活動ではありません。あくまでビジネスとして求人情報の提供をしてくれます。そのため、漠然と「今の職場が嫌だから転職したい」「よさげな求人情報をとりあえず紹介してほしい」という態度では良いサポートを受けることはできないでしょう。企業側から求人情報を預かっている転職エージェントからしたら、そのような人を積極的に紹介したいとは思わないからです。企業側からの信頼を失えば転職エージェントは求人情報を預けてもらえず商売が成り立ちません。そのため、しっかりとした転職に対する考えをもって臨みましょう。具体的なキャリアプランを持っているなら積極的に相談するべきです。

積極的にサポートしてもらうために

上述の通り、転職に意欲がある人に対してはしっかり担当者も力を注いでサポートをしてくれます。では、具体的にどのような姿勢を見せればより積極的なサポートをしてもらえるのでしょうか。そこで重要になってくるのが「転職理由が明確」であることです。「やりたい仕事がある」「活かしたい能力がある」などといった明確な理由があれば、担当者としてもその希望に沿うためのサポートを準備しやすく、効果的な転職活動の道筋を立ててくれます。また、紹介してくれる企業の数も多くなるでしょう。
このように、転職エージェントを利用する際にはいくつかのポイントがあります。まず大切なのは、自身の考えをしっかりまとめることです。なぜ転職をしたいのか、転職してどのようなキャリアを積みたいのか、といった点をきちんと転職エージェントの担当者に伝えられるようにしておきましょう。